【一白水成 サンデーバックナイン】やっぱり吟の精ってうまい!【評価・レビュー】

一白水成 サンデーバックナインの評価・レビュー 一白水成(福禄寿酒造)
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こんばんは、さるあみです。

 

今回は季節限定なのかと思いきや隔月販売らしく、地酒屋さんには割とつねに置いてある1本。

福禄寿酒造の、

 

【一白水成 SundayBackNine(サンデーバックナイン)】

 

を紹介していきます。

ただ、紹介する以上は正式名称でお伝えしていきたいのですが、ぶっちゃけた話、打ち込むのが面倒です(笑)

なので、アルファベット表記はここまで。

ここからはカタカナ表記でいかせてください。

 

この記事では、サンデーバックナインがどういう意味なのか。どういった日本酒なのか。そして、どんな味だったのかをお伝えしていきます。

ぜひ最後まで楽しんでいってくださいね。

それでは、いってみましょう。

 

『一白水成 SundayBackNine(サンデーバックナイン)ってどんなお酒?

『一白水成 サンデーバックナイン』は、今では作り手が少なくなった希少米『吟の精』をつかった純米吟醸です。

サンデーバックナインとは実はゴルフ用語で、

 

  • 日曜の
  • 後半
  • 9ホール

 

を意味しています。

 

ゴルフのプロツアーは木曜からのスタートで、4日間の開催です。

うち最初の2日間は予選ラウンドとなり、足切りラインが設けられます。

そのラインを超えた強者たち。予選通過者のみで争うのが、土、日、2日間の決勝ラウンドです。

となると、サンデーバックナインの意味も見えてくるとは思いませんか?

 

“日曜の後半9ホール”

 

より正確にいうのなら、最終9ホールでしょうか。

優勝が決まる大一番。

優勝を意識しながらプレーする選手はもちろん、逆転の目をみている選手だっているはずです。

 

“勝敗の決まる場所”

 

それがサンデーバックナインなんです。

というわけでお話を、ゴルフから日本酒へと戻しましょう。

 

『一白水成 サンデーバックナイン』の名付け親はもちろん、蔵元である渡辺康衛氏。

氏の趣味がゴルフであることからこの名が付けられたとされています。

とはいえ、意味が強い言葉です。

並々ならぬ覚悟が感じられますよね。

 

そんなサンデーバックナインですが、先にもお伝えしたとおり『吟の精』をつかった純米吟醸となります。

 

突然ですがあなたは、『吟の精』の何かイメージをもっていますか?

私は『いぶし銀』というイメージをもっています。

なぜなら、王様でもクイーンでも奨励品種でもないから。

 

たとえば『秋田酒こまち』は、県が奨励する品種としてあちこちで栽培されていますし、あちこちの酒造でも使われています。

『山田錦』もそうです。

酒米の王様と呼ばれ、ここぞという場面で頼りにされる酒米です。

 

じゃあ『吟の精』は?

『吟の精』はどうなの?

 

肩書きはなく、派手さもない。

作り手も減ってしまい、もう衰退するだけの酒米……なのでしょうか。

 

私の答えはNOです。

 

『吟の精』には、派手はないうまみがあります。

突出するものがないバランスがあります。

だから、いい。

日常的に飲むのならシンプルに、飽きない味わいが求められますから。

 

氏がどのような意味をこめて『サンデーバックナイン』としたのかはわかりません。

ですが、

 

  • 吟の精
  • 精米歩合50%
  • 日本酒度+2

 

というスペックには、緊張感よりも『緊張のあと』というイメージを抱きます。

“勝負の1本”ではなく、“勝負のあとの1本”

その外見、そのスペックからはそんな風に見てとれました。

 

『サンデーバックナイン』、実際に飲んでみた!

この1本、味わいを一言であらわすのならこうなります。

 

“透明ではない、灰色のうまみ”

 

まずは香りからいきましょう。

立ち方は穏やかで、刺すことのないスムーズな香り。

リンゴのような甘みと酸があります。

ここからすでに鷲掴み。心が期待にワクワクしてきます。

 

味わいは、先にいわせてください。

 

「うまい」

 

水のような舌ざわりに、うまみのあるまろやかさ。

そこに甘みと渋みが加わり、大人の味わいが広がります。

いいです。すごくいいです。

 

ちなみに甘みと書きましたが、+2にしては控えめに感じます。

甘みよりもうまみが勝るのと、キレ上がらない静かな余韻がたまりません。

 

私はよく『吟の精』の甘みを『灰色』と表現するのですが、この1本もそうです。

透明すぎないから上品すぎない。

秋田酒こまちにはない、『吟の精』ならではの甘みがおいしいです。

 

『秋田酒こまち』ほど上品すぎず、

『美郷錦』ほど華やかでもない。

 

“ほどほど”

 

がいい塩梅な1本でした。

 

『一白水成 SundayBackNine』の商品情報

  • 使用米:五城目酒米研究会『吟の精』100%
  • 精米歩合:50%
  • 仕込み水:蔵内湧水
  • 日本酒度:+2
  • 酸度:1.4
  • アルコール度:16度
  • 参考価格720ml:1,760円(税込み)

※2024年現在の価格です

 

『一白水成』で他におすすめな1本は?

『一白水成』にも季節限定品がさまざまありますが、忘れてはいけないのが定番品。

いつも売ってる。

いつでも買える。

このありがたさに触れておきましょう。

 

一白水成 純米吟醸

通年の純米吟醸ですが実は、2021年までは一升瓶のみの販売でした。

それがようやく待ちわびた形。

720mlでの発売となりました。

 

お店で飲んだあの味が、ご家庭で。

 

特に、『一白水成 特別純米酒 良心』を飲んでちょっと重いと感じた方。

ぜひ一度飲んでみてください。

レビュー記事にもありますが、お手本のような味わいに手が震えますよ。

 

 

まとめ:2か月に1回。勝負の1本ならぬ、勝負のあとの1本に。

『一白水成 サンデーバックナイン』はこんな人におすすめです。

 

  • ゴルフが好きな方
  • 辛すぎないお酒を求めている方
  • 女性の方
  • 一白水成というブランドが好きな方
  • 県内に観光でいらした方
  • 帰省された家族と

 

特に一白水成というブランド力には、目を見張るものがあります。

活動休止となってしまいましたが、NEXT5の一因というネームバリュー。そして何より単純に、味わいに対する評判がすこぶる高いのを感じます。

 

また、いい意味で“若者向けの味わい”です。

これから日本酒を飲む世代のとっかかりとして。

失敗しない1本として、『一白水成』はおすすめのブランドだと考えます。

 

『一白水成』は秋田の地酒屋さんにいけば無理なく買えるブランドですので、ぜひお気軽に。

まずはここから、日本酒をはじめてみるのもいいのではないでしょうか。

 

それでは今回はこのへんで。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

※いろいろな味わいでまとめていますので、合わせて読んでみてね。

 

 

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