やっぱりプロってすごいんです。
こんにちは、いしかわです。
急に天ぷらが食べたくなるときって、あなたにもありますよね。
でも、自分で揚げるのって面倒。
食材によって揚げる時間はちがうし、食材を増やそうとすればコストがかかります。
「それならプロに任せよう」
そう思っても、天ぷらの専門店って敷居が高いですよね。
そんなときにおすすめしたいのが今回のお店です。
『天ぷら・和食 醍醐』
ちょっと詳しく見ていきましょう。
天ぷら・和食 醍醐ってこんなお店
秋田のローカル番組でも幾度となく取り上げられてきた『醍醐』。
『名前』と『高級感』だけは知っている、という方も多いのではないでしょうか。
ズバリ、そのとおりです。
大町にかまえる『本店』はコース料理が中心で、価格は5500円~10000円。営業も夜のみです。
日常的に通うには敷居が高く、理由があって初めて足の向く場所といった印象があります。
が、しかし。
しかしですよ。
“西武秋田B1にかまえる『天ぷら・和食 醍醐』は、『名前』と『高級感』から『高級感』が消えます”
とにかくリーズナブル。納得の価格。
プロの技が1000円台から楽しめてしまいます。
というのも、西武秋田店のメニューは定食が中心なんです。
本店とはちがいランチ営業も行っているため、客層もちがいます。
- 観光客
- 西武秋田の利用客
- 仕事のお昼に
- 終業後に
など、日常を切りとったかのような景色が、西武秋田店にはあるんです。
なのでテナントの佇まいこそ敷居高く感じますが、入るのに躊躇などいりません。
あなたも立派な、日常のなかの景色なのですから。
さて、そんな『天ぷら・和食 醍醐』なのですが、公式サイトをのぞけばメニューを知ることが可能です。
なかでもおすすめの6品として5品(?)が紹介されています。
- 天ぷら定食「松」 1980円
- 特製天丼 1680円
- 天バラちらし膳 1480円
- 天せいろ「そば冷」 980円
- 真鯛のひつまぶし膳 1580円
※いずれも税抜き。2023年11月のものです。
この他にも、更科そばと黒そばの両方が一度に楽しめる「二味天せいろ」も人気です。
今回は見目豪華な「特製天丼」をいただきました。
美しすぎる「特製天丼」。餅は餅屋、天ぷらは天ぷら屋。
えび、舞茸、オクラ、レンコン、さつまいも、アスパラ、なす等々……
丼のフタを取り皿にしなければ食べられないほど多くの食材が、ご飯を隠します。
タレは甘み塩味がひかえめて、素材を活かす味わい。
薄い衣に油っこさはなく、歯ざわりはカラっと。
対照的に、食材からはみずみずしさが煌めきます。
このコントラストがもう絶品です。
当たり前ですが、火は通っているんです。
しっかりと火入れはされているんです。
それなのに食材の水分量がちがいます。生のものに近いんです。
特に、えび。
いったいどうすればこのような芯の温かさを生み出せるのか。
衣は薄く、サクサクなんです。
なのに薄衣の裏のえびは、超しっとり。
蒸しエビのような渇きと弾力はなく、サッとボイルしたかのようなジューシーさがあります。
こんなえび天……
職場と自宅を往復するだけの日々を送る私には無縁のものでした。
食材が生き返った。
そんな風に感じたほどです。
正直、この記事を書いているだけでよだれが出てきます。
「また行こう」という気持ちが沸々と湧いてきています。
贅沢、でも、リーズナブル。
おいしいご飯って、何もなかった1日を明るく照らしてくれますよね。
少なくとも「特製天丼」を食べたあとの私は、ずっと上機嫌でした。
天ぷら・和食 醍醐の営業時間
昼 11:00~15:00(LO.14:00)
夜 17:00~21:00(LO.20:30)
定休日:西武秋田の営業日による
私は昼、夜どちらも足を運んだのですが、夜は順番待ちが発生するほどの人気ぶりでした。
というのも実はその日、ミルハスで野口五郎トークショーがあったそうなんです。
そのため、トークショー終わりのお客さんが大挙してきたのだそう。
朗らかで温かな接客をされる店員さんが教えてくれました。
秋田駅前は土日にイベントを行うことが多いので、混雑予測に一度調べてみるのがおすすめですよ。
まとめ:たまにはプロの味。自分にガソリンを。
1000円台から職人の技が楽しめると知ればコスパの良いお店なのですが、そこはやっぱり『天ぷら』の魔力。
ジャンル自体に高級感がありますよね。
実際、お店から感じたのは「落ちつき」です。
職人さんや店員さんはもちろん、お客さんからも落ちついた雰囲気を感じました。
ワイワイガヤガヤしたお店が苦手な方。
今日もがんばった方。
久しぶりの休みを満喫したい方。
ぜひ、足を運んでみてください。
落ちついた空間で、頬の落ちるおいしさが堪能できますよ。
それでは今回はこのへんで。
ここまで読んでいただきありがとうございます。