日本酒は飲み方が9割。まずいと感じたら試してほしいカクテル5選。

日本酒は飲み方が9割。まずいと感じたらオススメしたいカクテル5選 まとめ記事
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こんばんは、いしかわです。

 

日本酒を追いかけていると、口に合わないものに出会うことってありますよね。

 

「好きな蔵のだから買ってみたけど……」

「人気だって言うから買ってみたものの……」

 

どうしても私には合わない。

どんなに目を利かせても、自分の好みに100発100中なんて難しいですよね。

でも、安心してください。

そんなあなたもこれを読めば、口に合わない日本酒をおいしく飲めるようになります。

 

シェーカーなど使いません。

ただ混ぜるだけです。

簡単なものばかりなので、最後まで楽しんでいってくださいね。

 

日本酒カクテルその1『サムライ』(日本酒×ライム)

日本酒カクテル『サムライ』

サムライ、めちゃめちゃ簡単です。

 

日本酒カクテルのなかでも最もポピュラーで、あまりにも男らしいネーミング。

なんだかキレが良さそうなイメージを感じますよね。

ですが実は、オススメポイントはキレではないんです。

香り、なんです。

 

レシピはこちら。

 

  • 日本酒
  • ライム

 

日本酒のオンザロックに、ライムをひと搾り。

たったこれだけで米、酵母由来の香りが吹きとびます。

急に爽やか。

『柑橘のような』ではなく、まごうことなき『柑橘の香り』が漂います。

 

氷の力でゆっくりとアルコール度数が下がっていくので、

 

  • 日本酒の強さは残したい場合
  • 香りが苦手な日本酒に出会ったとき

 

などにオススメです。

 

日本酒カクテルその2『レッド・サン』(日本酒×トマトジュース)

日本酒カクテル『レッド・サン』

レッド・サン、めちゃめちゃ簡単です。

 

あなたはレッド・アイというカクテルをご存じでしょうか?

レッド・アイとは、ビールとトマトジュースのカクテル。

リバイバーカクテルとも呼ばれ、『疲れているとき』や『締めの1杯』として世界中で飲まれています。

 

レッド・サンは、その日本酒版になります。

ビールの代わりに日本酒をつかった、日本人のための『リバイバー(回復させる)カクテル』です。

用意するものはたったの2つ。

 

  • 日本酒
  • トマトジュース(無塩が望ましい)

 

作り方は、氷を入れたグラスに材料2つを注ぐだけ……

なのですが、ひとつだけ注意してほしいことがあります。

それは『割合』です。

 

オリジナルのレッド・アイはビールとトマトジュースが1:1なのですが、これはあくまでもビールだからです。

日本酒でやってしまうと、ド偉いアルコール感が残ってしまいます。

本来ならばグビグビ飲んで明日への活力にするべきカクテルなのに、ガッツリ酔います。

1:1は本当にオススメしません。

 

「濃い、キッツゥゥゥ」

 

となります。

なので、オススメの割合は1:2。

トマトジュースを2の割合で入れると、かなり飲みやすくなりますよ。

 

日本酒カクテルその3『スノーマン』(日本酒×ヨーグルト)

スノーマン、めちゃめちゃ簡単です。

 

ヨーグルトをつかったお酒といえばリキュールのイメージが強いですが、スノーマンは立派なカクテル。

それも、たった3つの材料でできてしまいます。

レシピはこちらです。

 

  • 日本酒
  • ヨーグルト
  • レモン(お好みで)

 

たったこれだけです。

たったこれだけで、飲みやすいだけでなく健康的なドリンクができてしまうんです。

いってしまえば、飲むヨーグルト酒。

日本酒4に対してヨーグルトが6の割合でつくると、アルコールを意識した仕上がりになります。

 

注意点としては、ヨーグルトの選び方でしょうか。

当たり前ですが、『固形のもの』よりも『飲むヨーグルト』のほうがかき混ぜるのが楽でした。

 

あとはレモンを買うか否か。

正直、一度限りかもしれないカクテルのためにレモンを用意するのって面倒ですよね。

1個買っても使い途がないなんてことはザラにあるかと思います。

なので、あくまでもお好みで。

億劫でなければひと搾り、足してあげてくださいね。

 

日本酒カクテルその4『こんぶ酒』(日本酒×こんぶ)

日本酒カクテル『こんぶ酒』

こんぶ酒、めちゃめちゃ簡単です。

 

乾燥したこんぶを、日本酒に“ぽちゃん”。

たったこれだけ。

 

いちおうレシピとしては、日本酒に対して1%のこんぶが正解らしいです。

が。

しかし。

But!

飲むのは自分です。ズボラにいきましょう。

 

“1合に対して2~3㎝のこんぶ”

 

このくらいで十分。

こんぶが少し“しおれて”きたかなくらいが飲み頃です。

正直、おいしくなるイメージが湧きませんよね。

 

「そんな欠片を入れたくらいで何が変わるの?」

 

と思うじゃないですか。

これがね、驚くほど変わるんです。

もうね、上質。

カドが落ちます。

味が落ちつくのでいいバランス。

ちょっとした出汁割りのようなうまさになります。

 

ただ!

ただです。

入れすぎには注意してください。

こんぶ酒については、先の3つのカクテルよりも真摯にうながします。

本当に注意してください。

入れすぎた私が言います。

 

「くっさいです」

 

こんぶの磯臭さが日本酒を支配して、あと味にガツンときます。

ハッキリ言って、飲めたものではありませんでした。

なので適量。

少ないくらいの量から始めてもらえると、失敗しづらいのではないかと感じました。

 

日本酒カクテルその5『燗ロック』(熱燗×氷)

燗ロック、めちゃめちゃ簡単です。

 

熱燗に氷を入れるだけ。

注意点としては、『割れない器を選ぶこと』。

これに尽きます。

 

「いや、ちがうちがう。そこじゃなくて。なんで燗したお酒をわざわざ冷やすの?」

 

「カクテルですらないじゃん!」という罵声が聴こえてきそうですが、ちょっとだけお付き合いください。

燗ロック、意外とおもしろいんですよ。

 

実は日本酒って、熱燗にすると渋みや苦みが抜けて、雑味が薄れます。

そのままゆっくりと冷えていくのが、いわゆる『燗冷まし』という状態。

『熱燗』から『常温』までの味わいがなが~~く楽しめるので、好きな人は好きな飲み方です。

 

なので言ってしまえば、燗ロックとは“超スピードの燗冷まし”。

 

なにせ1秒ごとに味わいが変化していきます。

最終的には“あるかないかの薄味”に落ちつくので、あとは好みの世界。

内臓にはやさしい飲み方なので、締めに飲むのもおもしろいかもしれませんね。

 

とにかく変わった飲み方がしてみたい。

でも、そのために何か用意するのはイヤ。

そんなときに試してみてはいかがでしょうか?

 

まとめ:日本酒は飲み方が9割。まずいと感じたら試してみて

正直、「まずい」という言葉をつかう度に申し訳ない気持ちになってしまいます。

日本酒にあるのは、『合う』『合わない』です。

あとは『合わない日本酒』を、『どう合わせるか』にかかります。

 

昔なら『そのまま飲む』一択だった日本酒ですが、今は時代が変わりました。

日本酒はこうじゃないといけない。

そんな常識は無くなったんです。

 

ぜひ、自由に。

あなたの好きな飲み方を見つけてくださいね。

 

それでは今回はこのへんで。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

いしかわでした。

 

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